ウォーターリサイクル工法

道路を形成するアスファルトやコンクリートを切断する工事で、道路カッターブレードの焼付けを防止するため大量の水を使用します。その使用された水や工程で生成された汚泥水を側溝などに流すと、重大な環境問題(コンクリートの成分と水が反応してアルカリ溶液となる)が発生します。
その解決方法として冷却に使用した水を回収し、再利用する工法がウォーターリサイクル工法です。

処理手順

処理手順図

処理器内部

処理機内部図

  1. 排水された冷却水をタンクに回収して、そのタンク内で撹拌・沈殿、それから水と泥を分離します。泥は脱水タンクで圧入して脱水します。脱水した水は冷却水と共に再利用します。
  2. 炭酸ガスを送り込んでアルカリ溶液を中和して、環境に配慮した泥にします。
  3. 脱水したスラッジ(汚泥)は圧入したため、含水率が25%前後となり、取り扱いが簡単に行われ、処理にかかるコストも軽減できます。

処理機仕様

処理能力
600 L ⁄ h
脱水汚泥
100 kg ⁄ h(含水率23%)
本体質量
500 kg ⁄ h
本体寸法
1300×1500×1200mm
タンク容量
1500 L
動力
0.4 kw(起動時1.2kw)

WR-03WR-03

ウォーターリサイクル工法は、国土交通省・新技術情報システム”NETIS”にNo.SK-020016-Vとして登録。2002年12月16日より一般公開されています。

産業廃棄物許可番号

宮崎県産業廃棄物収集運搬業
  許可第04500105385号
宮崎市産業廃棄物収集運搬業
 及び積み替え、保管
  許可第09310105385号
宮崎県産業廃棄物中間処理業
  許可第04520105385号
宮崎市産業廃棄物中間処理業
  許可第09320105385号

産業廃棄物に対する委託基準

  1. 収集・運搬業者は排出事業と収集・運搬についての契約を、処分業者は排出事業者と処分についての契約をそれぞれ締結しなければならない。(書面にて)
    違反した場合は刑事処分を受けることもあるので注意が必要。
  2. 排出事業者が、収集・運搬許可のみの処分業者と中間処理を含めた契約を結ぶことは法に違反する行為である。
  3. 不法投棄の罰則
    5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰則金
    法人等に対しては1億円以下の罰則金

産業廃棄物取得看板

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